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OES、犬の鼻の癌、最後の治療

動物の種類:大型犬
ペットの名称:オールドイングリッシュシープドッグ
性別:女の子
鼻腔内腫瘍
余命宣告:6ヶ月
実際の余命:4ヶ月
友永真也
ワンコの健康診断で、偶然鼻の癌を早期発見しました。 早期だったので、治療すれば治る可能性が高いと促され放射線治療をしました。 治療後は放射線が脳に当たり約2ヶ月で意識混濁し始め、歩く事さえ出来なくなりました。 おしっこをするのも自力では出来ずに膀胱を手で圧迫して、排尿を促していました。 床ずれが起きないように3時間に一回は寝ている方向も変えました。 寝たきりの生活が約1ヶ月続き、最期の時は息をするのも苦しそうにゆっくりと息絶えました。 鼻の腫瘍は悪性の確率が高く、なってしまうとほとんどの確率で亡くなってしまうので、出来れば何もしなかった方が良かったなと今は思っています。 しなかったらしなかったで、あの時放射線をしていたらという無限ループに陥ってしまうのですが… 次同じ事が起きた場合は何もしない選択をします。 最期寝たきりになって1ヶ月向き合う事が出来たので、心の準備をさせてくれたワンコには感謝しています。 皆さんも自分のわんこと過ごす時間はかけがえの無い物で、限られた物ですのでどうか大切にしてください。
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