〈 ミニチュアシュナウザー 〉

守ると言う責任は命が途切れてしまうまで絶対です。

動物の種類:小型犬
ペットの名称:ミニチュアシュナウザー
性別:女の子
その他
不整脈他
治療費:200万円〜300万円
ワンコlove
当時珍しい黒のM.シュナウザーのキャンディとは知人の紹介のブリーダーさんから飼うことになりました。
先住犬も同犬種で2つ上の男の子で直ぐに仲良くなれました。
近親者です。

彼女はとても神経質でデリケートなためそれも性格だと思いながら半年が過ぎ、体重も増えず水分も余り摂取せずなんとなく常にお腹がパンパンの子でした。

成犬だと言われてもなお、体重は3,5キロとシュナウザーの平均体重からはかなり小さめで便秘気味でお腹をマッサージしても嫌がる…何かおかしいかもと病気を疑い始めました。

とにかくお腹がパンパンで便も黒く固く必死に踏ん張ってるようでもウサギのウンコで、ある日血便をしました。
病院に連れて行き医師からはもともと色んな病気を持っていて掛け合わせすぎた血統の関係もあるかも知れない。残酷なことを言うけど長生きは出来ない…と言われました。

ドッグフードも合ってないかもしれないと言われ病院から油分、カロリーの少なめの物を買って同時に投薬も始まりました。

5年目に子宮蓄膿症になりました。
心臓も悪く不整脈もあると言われました。
薬付けで入退院も繰り返しましたがキャンディのあとに来た同犬種の2人の女の子達とも仲良くなって旅行やペットの懇親会等にも参加したり朝夕の散歩でお友達もたくさん出来ました。
4人で専門雑誌に出たこともありました。

彼女は8年目のある暑い夏の日に亡き骸になってしまいました。

西日も傾き沈み、散歩に先住犬と一緒に連れて行きました。
その日、キャンディは走ってしまったのです…横を通り抜けた自転車を追って。
ほんの少しだけ…。

玄関先まで近づいた時でした。急にパタリと倒れてしまったのです。
慌てて病院に電話をしタクシーを呼び待ってる間に心臓マッサージをしたり口に息を吹いて必死に頑張りましたが病院に着いて医師からは、もう心臓も動いてないから発泡スチロールを用意して保冷剤を入れて寝かせてあげてください。と言われました…。

あれも足りてない、こうしてやれば良かった
何でもっとああしてあげったんだろう。
ただ、ただ悲しくて悔しくて情けなくて自分を責めまくりました。
ペットロスにもなりました。
泣き続け、異変を察知したワンコ達もキャンディの亡き骸の前から離れず…残されたワンコ達の為にもこのままじゃいけないなって思い気持ちを立て直そうとしても簡単にはいかず
毎日、毎日泣き続け泣き腫らし先住犬を見ては泣き思い返しては泣き、散歩してる他のワンコを見ては泣き、何ヵ月も泣き続ける日々でした。

10年過ぎましたが、友永さんのこの場に甘えてしまうとやっぱり自分の不甲斐なさを感じ、尽くしきれてなかったかもと言う後悔しか有りません…。

共に寄り添うと言う覚悟は絶対必要です
自分よりも弱くずっと
守ってかなきゃならないんです。
気分やテンション飼ってはいけません。
守り続けていくと言う責任は命が途切れてしまうまで絶対です。

まだまだ書き足りないくらいですが最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。




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獣医師
はじめまして
eternal family の専属獣医師です。
[ワンコlove]さんの仰しゃるとおり
動物を飼うことは大きな責任を伴います。

動物の時間の進む速度は7倍と言われています。
1日家族と会えないのは
人の感覚で言う1週間ひとりでいるのと同じです。

ご飯を一回あげなくてもいいか
今日は疲れたから散歩さぼっちゃおと
軽い気持ちでしたことが動物たちからすると、大きなショックに繋がる事を動物を家族に迎えている皆様に忘れずにいて欲しいなと強く思います!!
2020-07-24 15:31:03
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